東大院試の倍率推移

年々、他大学からの東大大学院受験者数が増えていると聞きます。

実際にどれくらいか、データが公表されている工学系研究科のデータを元にグラフを作成してみました。

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志願者数と合格者数の推移

まず、志願者数と合格者数の推移を内部(東大)、外部(他大)別に見てみると、

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外部受験者数が本当にどんどん伸びています。
5年前に比べて、1000人が1500人に。1.5倍です。
確かに院試ブログも増えてきて、「東大大学院は意外と受かる」という情報が認知されてきたのでしょう。

ただし、合格者数は内部・外部共に横ばいです。
単に落ちる外部生が増えているという見方もできますが、
競争が激しくなってきていることは確かですから、
内部生も危機感を感じてちゃんと準備するようになってきているんでしょう。

倍率

では倍率はどれくらいか。
上のグラフを倍率で表示してみると、

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外部倍率(=外部志願者÷外部合格者)は3~4倍です。
つまり、倍率が年々上がってきているとは言え、
他大でも3~4人に1人は受かるということです。

それだけではありません。
内部の合格率(=内部合格者÷内部志願者)を見ると、平均82%です。
つまり、東大生でも5人に1人は落ちます
これは結構意外です。

外部からの挑戦者が増えてきて東大生も以前よりしっかり準備するようになってきているはずですが、それでも合格率は横ばい、東大生でも2割落ちるという状況は変わっていません。

「他大っていっても難関大でしょ?」と思う方もいるかもしれません。
確かに私の知ってる限りでも、東工大からの合格者が結構います。

が、電通大、都立大、理科大、日大・・・などの方も結構います。

データでは、内部合格者数≒596人に対して、外部合格者数≒約390人。
390人もいるんですから、難関大でない方も結構いるでしょう。
人気の本郷の工学系ですら、4割も他大なんですよ?
十分下克上が可能だということです。

なぜか?

大学院入試(院試)は基礎的な、言い換えると、教科書通りの問題しか出題されません。
地頭の良さはあまり関係ないんです。

また、院試は選択問題制で、かつ、問題間で難易度に大きく差があります。
だから、教科書レベルの問題を広くマスターし、本番で難問を避け、易問で高得点を取ればいいんです。

しっかり準備をするだけ。
これまでの学歴なんか全く関係ありません。

と、近年こんな状況です。

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